60代を迎えて、ふと感じる「これから先、一人でどう暮らしていこう?」という不安。
でも、日々の小さな工夫や備えで、今の暮らしはもっと安心で心地よくなります。
ここでは、実際に私が「やっておいて本当によかった」と感じた5つのことをご紹介します。
1. 暮らしのモノを減らして“身軽”に
まず取りかかったのは身の回りの片付け。
使っていない食器、昔の服、読み返さない本…少しずつ手放していくことで、部屋も気持ちもすっきり。
物が減ると、掃除も楽になり、心の負担も軽くなりました。
2. 体にやさしい食事と生活リズムを意識
ひとりだとつい食事が適当になりがち。でも食べることは生きる力です。
・毎朝同じ時間に起きて軽く体を動かす
・野菜を意識してとる
・冷凍の作り置きを活用
ほんの少しの工夫で、体調が安定し、気持ちも前向きになります。
3. “もしものとき”の希望をエンディングノートに
病気になったとき、入院したとき…「誰に」「何を」「どうしてほしいか」を自分で決めておきたくて、エンディングノートを書き始めました。
書き始めてみると、自分が大切にしている価値観がはっきり見えてきて、生き方そのものを見直すきっかけにもなりました。
4. 地域のつながりをゆるく持つ
人付き合いが得意ではない私でも、地域の見守り活動や健康教室などに参加してみると、程よい距離感の人間関係ができました。
いざという時に「知ってる顔がいる」だけでも安心感が違います。
5. 身元保証サービスを検討する
もし認知症になったり、入院・施設入所が必要になったとき、家族がいないと手続きが進まないこともあります。
そうした場合に備えて、「身元保証サービス」を検討しました。
病院や施設の入退院手続き、葬儀・死後の事務もサポートしてもらえるので、ひとり暮らしの方には心強い存在です。
まとめ|“今の自分”が未来の自分を助けてくれる
大げさなことじゃなくても、「今できる小さな準備」が、未来の安心につながります。
心地よく、軽やかに。ひとりの暮らしを、もっと自分らしく整えてみませんか?
コメント